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17.07.13

下山 勝巳

白川村のこれが旬

我が家のプール(もどき)開き

さて。下山です

白川村も漸く暑くなってきました。

我が家の裏にはこんな池があります。
谷川から水を引いている我が家の前を流れる水路から水を引いています。
水をためるわけでもなく、魚を飼うわけでもなく。
なんのための池かというと

冬場、この屋根から落ちてくる屋根雪を溶かすための池です。
白川村では、屋根から雪の落ちるところに池を作っている家が少なくありません。
雪国ならではですね。
冬場は水が貯められていますが、それ以外の季節はちょろちょろと水を流してて、野菜を洗うのに使ったりしていますが、子どもが生まれて以降、もう一つ重要な役割を持つようになりました。

それは

プール(もどき)!!!

というわけで、プール開き。池の底にたまった泥や藻をゴシゴシゴシゴシと1時間ほどかけて磨いてきれいにして、滑らないようにします。

そして大はしゃぎで遊ぶ娘はん。
谷川の水で、すこぶる冷たいので、長い時間遊んでいると体温が冷えまくることや、谷川が荒れるとあっという間に泥だらけになるのがたまに傷。
それでも子供らが喜んで遊ぶので、土曜日のお父さんの仕事としてプールの掃除が日課になっています。

 

三輪編集長の記事で「サワガニ」のことが書かれていましたが、自分が子供のころはよく玄関に入ってきたり、庭先をうろうろしていたのを見かけました。
今は確かにうちの周りではあまり見かけません。たまにこの裏の池でひょっこりといたりもしますが。
子どもの頃のうちの前の水路は、幅25センチ深さ25センチ程度の小さな古い水路で、水路の壁はぼこぼこしててカニが足をひっかけて登ったりできました。
今はずいぶん前に新しい水路になって、幅50センチほど、深さ80センチほどはあるのでしょうか。
人に便利なものが必ずしも生き物にとって便利なものではないのだろうなぁ。昔の水路よりも水量が多いので、個人的にはすごく助かってるのですけれどね。

蛍が昔と比べてずいぶん減ったのも、そういった水回りの環境が大きく変わったことがあります。
蛍なんかの場合は、かつては生活雑排水が水路に流されていて、米のとぎ汁(米ぬか)や野菜くずが蛍の餌となるカワニナの食料になっていたとか。
上下水道が整備されたことで、餌が減少してカワニナが減り、それに伴って蛍が減って。
人の営みもまた生態系の一部なのだなぁと、しみじみ思います。
自然保護のためになんちゃらとか、エコやら共生がうんちゃらとか、そういう胡散臭いことを言うつもりは毛頭ないのですが、そういう視点で色々見ると、結構面白いことがたくさんあったりします。

カワニナの居るところに米ぬかの団子なんかをちょいちょい置いてあげるとカワニナが増えて蛍も増えると読んだことがあるので、水質に悪影響の無い範囲でどこかでいつか機会があればやってみたいなぁと思いつつ。

 

 

この記事を書いた人

下山 勝巳

下山 勝巳

白川村生まれ、白川村育ちの会社員。趣味できのことったり山菜とったりきのことったり、古い文献に触れてみたり、昔の古い時代の話を調べたり、口伝を記録してみたり、わりと変わったことに興味もってみたりしています

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